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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

好きなものをあげてみよう~生萌え・固定化編

あとで書こう、と思うとよくないですね。ずいぶんしばらく放置しちゃいました。

キスマイの魂には何と名古屋まで遠征しちまいまして…まぁそんなこともありましたが、書ききれていなかった「すきなもの」について、最終章でございます。

 



==== ここ20年近くそんなに好みは変わっていないのでまぁ、なんとか一気に行ってみましょう。 


● ミュージカル+演劇全般
STARLIGHT EXPRESSとか小学校時代の音楽の先生の影響とか、いろいろ要素はあったんですが、94年に石井一孝さんにハマりまして、そっから急転直下しました。
もともとは、昔テレビでやってた青山劇場のこけら落とし公演・四季の「ドリーミング」がすごい好きで。その年の再演に「行ってみよう」と思ったのがきっかけ。
舞台を見るのもありかもしんない、といくつか見ているうちに、石井さんに出会ってしまった。
石井さんを知ったのがレミゼではなくてサウンド・オブ・ミュージックのロジャース&ハマースタインの曲を使ったレビューショーだったせいで、まず、クラッシックなR&Hから始まって古いミュージカル映画を片っ端から見たし、聴いた。当時通ってた図書館にレーザーディスク!が充実してたんですよねぇ。
TVも映画も好きなんですけど、ナマモノならではの毎回違う化学反応がたまらない。ミュージカルだとその上、歌もダンスも芝居も3回楽しめるので好きです。
ただ、最近の傾向のシリアス大作よりは、ハッピーなのかちっちゃい小品の方が好み。90年代後半はそう言う作品がすごく多くて、幸せな時間をいっぱいいただきました。
地味なベスト作品は「君はいい人、チャーリーブラウン」。スヌーピー=市村正親、チャーリーブラウン=小堺一機、ライナス=佐野瑞樹。これ、曲がいいんだ。ぜひ、あのキャストのをもう一度見たい。(無理だけど)。


● ディズニー長編映画
実はミッキー&フレンズはそんなに好きじゃない。いい子すぎるから。基本、長編ミュージカル映画が好きです。
ベストは当然、『アラジン』。元々好きだった吹き替え版の歌を石井さんが歌ってたと知った時の衝撃と言ったら…もう! 最初に買ったのはVHS。でも、ブルーレイボックスまで全部買ったし…。
基本的にディズニーのキャストは妥協がないから好き。アナ雪で初めて注目されてたけど、いいの、多いよ。
あと、ディズニーはパークの音楽が非常に好き。パークに行くと、「お、あの人が歌ってる」というマニアックな聴き方しかしてない…。


● レ・ミゼラブル

もっともハマった作品。再演の時、仕事で関係していた方が出ていらしたのもあって、何回…見たんだろう。
石井さんが出てて、三銃士と同時代のユーゴーが書いてて、フランスの話で。意外に男の子達が熱くわちゃわちゃやってる。はい、好物しかない作品です。
初めてオンラインで人と繋がった作品でもある。オフ会とか行ってたもの。
グラン→アンジョ→マリウスという図式が好きすぎた。いつの日かに字を書きたいと切実に思う作品でもあります。


● シンデレラ

おとぎ話を物心ついてから読んでいて、祭和物をいくつか書いている中で、ディズニーハマって、ミュージカルハマってって、BSでテレビアニメもやって。そんなタイミングで上演されたのがR&Hのシンデレラ。王子=石井一孝
もうね、何のいやがらせかと(笑) 研究書・あらゆるタイプの絵本・映画…すべて見漁った。それでできたのが「ガラスの靴の周辺に」という作品。ちなみに卒論。
イタリアを舞台にしたアメリカの子供ミュージカルが映像化もされているんだけど出来がいいので、非常におすすめ。





● ファーストワイフクラブ
なぜか、マイベスト映画。


個性的な3人の熟女女優がパワフルで可愛い。飛行機の中で何気なく見てからずっと好きな映画。夫を若い子に取られた3人が仕返しをしながらきずなを深めていくという痛快かつ楽しい話。


● スナフキン楽しいムーミン一家
スナフキンが、好きなんです。もともとは、当時好きだった声優の子安武人さんがスナフキンをやったってのが大きかったけど、大人っぽいのに可愛くて、自由なのにツンデレ。そんなスナフキンがすごく良かった。「やあ、ムーミン」って言う最初の一言で、おちた。
スナフキンのフィギュア集めは私の現在でも続く趣味です。


最近のムーミングッズは…原作のテイストが濃すぎてちょっと好みとは違うけども。


● ロック・ユー

亡くなってしまったけれど、ヒースレジャーが好き。石井さんが好きなQUEENの楽曲を使ってて、中世騎士もの?と思ってレンタルしてみたけど、見る気がなぜか起きなかったのに…ある日何気なく見たらどうしようもなく好きな作品になってた。


主人公の仲間達のテイストがノリが良くてあったかくて、掛け合いが最高に良いのです。レスター版三銃士に繋がるところも多いです。


● RENT

発表された当時、ミュージカルにハマっていたこともあって『衝撃の作品』と言われていた。その後映画になったりもしてたけど、音楽がとにかくいい。その後石井さんがメイン楽曲のSEASONS OF LOVEをカバーしたのも、初演で山本耕史くんが演じたマークをハマった村井良大君が2015年、演じたのも良い思い出。


● 逆転裁判

いきなり毛色が変わりますが。その後、舞台化もされたし、宝塚かもされたので驚くことではない。
めいっぱい遊んでくる感じ、ふと挟まれるリアルなドラマ、魅力的で個性的なキャラクター。法廷ものとしてはどうかと思うけど、嫌いになれない。ていうか、すっげえ好き。仕事的にあまり遊べない状況の中で、ゲームにも手を出すようにはなっていて、もう、これ以前に完全に腐女子になっていたので当然幅広く見ていたわけで。
いろいろ幅広い展開を見せていますが、私は1-3の「ナルミツ」がとてもとても好きなので、アニメ化もそう言う意味では大歓迎。



映画版はキャストは好きなんだけどね…テイストが暗すぎた。。。あと、思いのほか、役者としてはたぶん5本の指に入るくらい好きな成宮君の顔が丸かったわ…。


● ショーシャンクの空に
きっと好きだと思う、と言われてもなかなか踏み切れない作品てあるよね。

ショーシャンクの空に [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ
2008-04-11


主人公が雨に打たれているジャケットでもっと暗いシリアスな話だと思ってたんだけど、ある日このジャケット写真とレンタル店定員さんのオススメコメントを見て借りてみた。そして。刑務所の中での彼等の人間関係と、丁寧な光景の描写、主人公を演じるティム・ロビンスの冷たさとカッコよさと可愛さの混在する「背が高い男前なのに受け受けしい佇まい」にノックアウトされた。


● アグリーベティ

放映当初はそんなにも…で。ある日何気なく借りたレンタルでドハマりした。GW…と5月いっぱいでシリーズ全作見た。一時期主人公といい感じになったジオという仕事にプライドがあって、言いたいこと言ってくれて雑だけど優しいキャラが好きだった。
でも、そういう人って一緒に居る時は友達にしか思えなくて…ふと「あ、この人好き」って思った時は大抵、売約済みなんだよね。うん、知ってる。


● 踊る大捜査線

「絶対好きだよ」と言われ続け、ある日突然好きになったもの、の代表格。一番、騒がれていた頃はむしろ騒ぎのせいで嫌いだった。ただ、3が始まる直前、なにかの調整をしようとしてTVを点けたら映画に向けた再放送をやっていて、TVの2話だった。青島と和久さんのドタバタに遠隔で指示する室井さんがいて。「何だこれ、すげぇ好きな奴じゃん」 まぁ、1週間で全作BOXで家にあったよね。スピンオフまで手に入れてたよね。


ふっ。ええ。私、青室です。ナルミツと似てるからなのかなぁ。あと、全力で遊びに言ってるところも好きね。いちばんすきなのがこの始めて見た2話とやっぱり映画の1・2。こういう時謎なんだけど、なんでドハマリした瞬間てタイミングの良い出物をヤフオクやらなんやらで入手できるんだろう。誰かが抜け出した穴にはまった気分になる。ま、これにハマった後、織田裕二ブームも一気に来たよね。ナマモノ萌えって言葉を痛感したよ。あと、妄想は自由だってこともね。


● SP
堤真一岡田准一っていうとんでもなく実力のある俳優さんを知った作品。踊るの流れで後からハマった。とはいえ、映画版に近づくにつれよくわかんないことになって行って。シンプルなのが好きと改めて気づいた。


● 容疑者Xの献身
キラキラしてる人が好きですが、この作品の枯れた優しさと不器用さを秘めた堤真一の佇まいが好き。ちなみにあの舞台はうちから比較的近いです。


● ガリレオ
番外から見るなよ、という…。謎解き物は好きなんだよ。福山雅治というタレントそのものにはあまり興味がないけど、彼が作った彼なりの湯川学がすごく、鼻持ちならない不器用さが可愛くて。好きですね。


● お菓子探偵ハンナシリーズ
ミステリは結構好き。最近コージーミステリーと呼ばれるこういう手合いの作品がものすごい数発表されたけど、やっぱりこれが好き。


キャラ立ち具合が半端ない。出てくる人間全員が魅力的である、主人公ハンナのシニカルな目線と事故を貫く感じが良いです。


● ハリーポッター
言わずと知れた、な作品。ただ、小説版はあんまり好きじゃない。何でだろう。「私こんなに設定作ってるの!」って感じかなぁ。まぁ人のこと言えたもんじゃないので同族嫌悪なんだろうか。
むしろ、映画版のキャラクター造形とキャストが好きでイメージが強すぎるのかもしれない。
とはいえ、成長するにつれて暗くシリアスなテイストが強くなりすぎている点も、「ハマった!」と言い切れない点です。


● 魔法製作所シリーズ



普通、二番煎じ系って大抵外すんですが。ハリーポッターとかブリジット・ジョーンズとか当たった映画には類似品があるけれど、そう言うものを見ていた作者が「そうじゃなくてこういうのを見たい!」と勢いつけて作った作品らしく、暗くなりすぎずシリアスで魔法にあふれた作品。映画化の話があったはずだけど…どうしたかなぁ。


● 薬師寺涼子の怪奇事件簿

田中芳樹先生の遊び心が全開のシリーズ。いろいろ読んだけど、今でも買いつづけ、読み続けてるのはこれだけ、かな。泉田君の朴念仁ぶりとお涼さまの痛快さが際立つ作品


● 青空の卵~引きこもり探偵シリーズ

非凡な才能を持つ探偵役の傍には平凡な才能と非凡な人間性を持つ相棒がいる。そう言う意味では、数ある日常の謎系の中で、登場人部の人間関係をきちんと描いた作品。


甘やかしているようで甘えている、そんな依存関係を描きつつ、人との関わりの大切さを教えてくれる真摯なまなざしが好き。下衆なこと言っちゃえば、「俺等ちがうから」と言いながら誰よりも腐女子の好物感あふれる主人公コンビがもう! 優しい気持ちになりたいときに読む。



● インディゴの夜
キャラクター造形が好きな作品がドラマ化すると、大抵その違いにイラッとするんだけど、その違いを割り切って楽しむことができた作品。


ここから、戦国鍋とかドラマとかいろんなものに繋がっていく。もう一回やって欲しいけど、今じゃもう無理だろうなあ。
 

● 風光る
男子わちゃわちゃと言えば。新撰組(←おい)
はじめちゃんが一番の渡辺先生なので間違いはないだろうけど、なんとなく敬遠してたんですね。それがなんかをどうしても読みたいというもやもやしてた時に読んでおおっと。
史実と設定とにとことん向き合って落としどころを見つけ魅力を生み出しているという点では非常に憧れる作品。
 

● 藍宇


恋愛じゃないといいつつ、相手を思うあまり抜け出せないところに来ているっていうのはよくある話。
この作品の場合は、その出発点が肉体関係だから生々しいけども。いろんな意味でめずらしい中国のBLもの作品。だけどそれで終わらない、主人公2人の人生の歩き方が切ない。
主演のお2人は別の作品でも、女性主人公をそれぞれの形で愛し支える男の立場で共演していて、立ち位置が違うとこうなるのかなぁと思った。アジア系のこういう作品はそれなり滲みにあって、一番有名なところでは、「さらば、わが愛」だと思うけど…こっちのが関係性として泣ける。タイトルロールの藍宇 (ラン・ユー): 劉燁 リウ・イエ)さんは、マジ天使だった。何だこのわんこって。全身で大好きを表現してくる美青年てさぁ! そのくせ妙に頑固で。
この作品をきっかけに 劉燁さんはずいぶん追っかけた。笑顔の破壊力が半端ないです。なのに、顔隠した役でもやっちゃう役者バカ。まぁ、何でもいいから見てあげて欲しい役者さん。



● 五線譜のラブレター

ふとしたきっかけから一緒になった2人がずいぶん遠くまで歩いてきたことを示す、そんなテイストが嫌いじゃないなら。実話もおすすめ。


コールポーターという人は稀代の作曲家だと思う。いろんな場面で彼の楽曲を聞いたことがある。そんな彼が肉体的に愛するのは男ばかりだけど、誰よりも愛し、大切にしていたミューズは彼の妻。そんな2人の姿が彼自身の音楽を様々な形で表現しながら描いている。
それはそれ、これはこれだけど割り切れない何かがあるんだなぁと考えさせてくれる大人のための作品。



● 浜村渚の計算ノートシリーズ


どんな遠くまで来てしまっても、何かに対する誠実さがあれば、きっと大丈夫。そんなことを教えてくれるのは


● 戦国鍋
きっかけは後輩の紹介。戦国武将のコールセンターっていうコントがあるんです、そう言う話。
見てみたら好きになるに決まってる作品だった。史実を消化して新たなものを生み出す、全力で遊ぶ。全開で笑う男の子、わいわいとした雰囲気とシリアスな表情。可愛いかっ跳んだ女の子。 


えっとプロデューサーがシュラトの人なんですね。ああ、もう、終わったなと。負けるようにできてるんだなと…。
年末に開催された最後のライブに行って、どうにも楽しすぎて大阪公演まで行っちゃったのが運のつき。
ちょうど新潟住まいで新幹線慣れしてたあとだったのが良くない。
どんなに大量の回数を見ても石井さんの追っかけで遠征しないと決めていたのに。
「行けるんなら行っちまうか」距離感がおかしい自分がいた。
この後、村井良大という俳優にハマりましたよ? 笑顔の破壊力が半端ないのと、纏ってくる雰囲気がいつも違う。そして小物使いが巧い。全体に目配りしつつ立ち位置を決めてくる、こういう子が好きです。

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そして。キスマイに至ると…。
うん、いろいろ広がったよね。。。広くなっては狭くなり、固まっていく。砂遊びみたい。

とりあえず、こんな感じで茅旅はできております。

お好きなものが被った方、いつかどこかで会うことがあるんでしょうねぇ。