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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

好きなものをあげてみよう~オタデビュー編

中学に上がると、世の中は光GENJIまっただ中。

でも、私はそっちに行くことはあんまりなくて。

J-POP全盛直前の頃、いい感じでオタでした。 

 

 

==== ちなみに、こっから先はソフトを結構今でも持っているものばかり。

● 氷室冴子作品
ちなみにコバルト全盛の最初の世代。
氷室さんは「ジャパネスク」で有名ですが、私は氷室さんの書く女子がとにかく好き。白書シリーズなども有名ですが、「蕨が丘物語」「雑居時代」「なぎさボーイ」のシリーズ。…何より今でも読み返すのは「恋する女達」。この不器用で容赦ない恋の仕方が、後々ハマりすぎて「あん時こんなもん読んだから…」とちょっと後悔した。


● 久美沙織作品
「丘ミキ」ご存知の方も多いでしょう。朱海くんのダメなところが好きでした。完璧男子なのに本当に好きな女の子にはヘタレ。これ、ツボ。
久美さんの作品では「夢の続きは片目を閉じて」っていうのがあるんですが、これがねぇ…いいのがいるのよ。「茶毛」っていう。これ語らせると長い。一番好きな人に好きって言う難しさだったり、周りの人間も恋してんだよなぁって改めて思ったりした。



● アニメ三銃士

もっともハマった作品。これの小説コピー本が同人誌購入デビュー。アラミスが女性化してたこともあってすごい人気だったからマイナーなりに同人作品が溢れてた。マイカプを意識するってこともこれで覚えた。
ちなみに、私はダル×アラという超マイナー。要領のいいワンコと秘密主義の綺麗な皮肉屋ってあたり、は綿々と続いてる。
同人に触れるきっかけはアニメ雑誌。実はナウシカを初日で見てるんだけど、その時「アニメージュ」って雑誌の存在を知っていて、三銃士が好きすぎて「そうだ、情報を得る雑誌があるはず」と思い至った。学研が製作に入ってたから、アニメディアの情報が半端なくて。声優・原作・作画・スタッフということにすごく詳しくなった。
で、周りには☆矢・C翼好きが結構いて。まぁ、そんな流れでずぶずぶと。



● 三銃士映画全般・原作
一応別立てにしているのは、アニメじゃない奴もすごく好きだから。三銃士映画はおすすめが多いです。
有名なのはチャーリー・シーンの出てる奴だけど、絶対一番はレスター版。これがベスト。何回見たかわからない。


敵役がクリストファー・リーだったりするんだけど、これのダルタニャンであるマイケル・ヨークがとにかくいい。彼はちなみにおっさんになった後も別作品でダルをやっている。酒場でご飯を盗むシーンとか最高。ちゃんと原作に忠実なあたりも好き。
そんな訳で、ダルタニャン物語もきっちり読みました。でも、翻訳は角川版のが好きで。言葉の選び方を意識したのはこの時ですね。原作に忠実な同人誌が多かったのもこの作品の特徴。デュマ先生はエンターテイナーとして神です。フランス語とかも興味を持ったし、あとでフランスに行った時、通りの名前でワクワクしたのは当然のこと。



● STARLIGHT EXPRESS

ジャニーズの歴史を語る上で外せないのが光GENJI。でも、その結成のおおもとになったのがこの作品。

若き日の川崎真世さんも出てました。この主人公の歌声がとにかく好き。高くて甘くてよく伸びる声。この後のミュージカルブームに大きく影響する。横浜アリーナで見た時、泣きそうになって。ずいぶんしばらくしてロンドンでニューバージョンも見たけど、でもこのジャパンキャストが一番好き。
フジテレビの協賛でやってて、その流れで夢工場があって…父がちょうどその管轄の署にいて。光GENJIが人気出た時「こいつら、夢工場のステージですってんすってんやってた子たちだな。人間成長するなぁ」と言ってたのは忘れらんない。だから、今、キスマイのローラーを見ると涙が出る。



● 独眼竜政宗

言わずと知れた大河ドラマ。家臣団がキャラが立っててほんと好きだった。小十郎と成実がいいよねぇ。
あの…そのあとの信玄はダメだったけど、信長の緒方直人は好きだったよ。今でも…結構大河好き。
同じ武将を誰がやるかとかその違いを楽しむのがまた良い。



● アニパロコミックス

オタ界では結構知る人ぞ知る。二次創作だけでできた雑誌。でも、表現が自由で、色があって…あ、二次創作ってこういうものってしみじみ知った。
作品のキャラを活かしつつ、作家の特性から一つの作品として昇華しているという点で良いものが多かった。
三銃士パロと政宗パロがあるよということで借りたんだが、これで☆矢やC翼を覚えた。あと、「やおい」って言葉も。
好きな作家さんは、巣田祐里子・高橋なの・ばけこ・MARIKOさんあたり。問答無用の設定を持ってる作家さんだった。ばけこさんのC翼の男子寮もの、大好きでしたね。



● 愛の若草物語
三銃士からやって来た世界名作ブームからの流れ。若草物語は昔子供用の小説で持ってたけど、ちゃんと文庫で買いなおした。しかも、続編まで。
アニメのオリキャラの新聞記者アンソニーが「器用なワンコ」キャラで好きでした。アニメ雑誌の特集でジョオとニューヨークでくっつく話が最終回後にあったんだが…。
この流れで、角川の家庭小説シリーズ全巻揃えました。これもやっぱり風邪ひいた時だったな…。



● 藤本ひとみ作品
ジャパネスクも丘ミキもなんだかんだで続いていて、コバルト読んでたらマリナシリーズは、避けて通れなかった。シャルルや和也が好きだったけど…だんだん飽きたな。別シリーズのユメミシリーズがリメイクされて続編が出たのを最近本屋で知ったんだが。
藤本ひとみ名義は売っちゃったけど王領寺 静の「黄金拍車」はすげぇすき。ロラン×オリビエがCPとして好きで。後々同人で見つけた作家さんが今ではメジャーでなんか泣ける。
大人になってからもひっそり本棚にあったのをホームパーティに来た当時好きだった男に見られ、恥ずかしかったんだが「俺もこれ好き」と言われたのは良い思い出。



● フォーチュンクエス

これ、終わるまで生きてるんだろうか…。という作品はガラスの仮面もそうだけど。
パーティの関係性や設定の作りこみ、話のテンポという点で好きにならずにはいられない。
クレイとトラップが結局好きなんですよ。



● ガラスの仮面

もう、言わずと知れた、です。キャッツアイの後にアニメで見て、作品は知ってて立ち読みとかしてたんですが、あとからまとめて読んで。
劇中劇と速水真澄のヘタレにやられた。女海賊ビアンカと二人の王女、忘れられた荒野は劇中劇として以上に読ませる。見たいけど、みらんねぇよなぁ。



● はじめちゃんが一番!
立ち読みからハマった。この作品のために、この記事を書きたかった。 ひねくれた子供だったのとアニオタだったのとで光GENJIにはハマんなかったけど、この作品のおかげで「アイドル」という存在には非常にリスペクトした。
WEがすごく好きだったけど、五つ子も…特にあっくんが好き。WEの関係性はアイドル…芸能人というものを見つめる上での擦り込みといってもいい。この作品のスピンオフも含めて絶対読むべし。


● ミッキー&一也シリーズ
アイドルを語る上で、外せないマンガふたつ目。歌とか踊りとかそういうものを届ける側、受け取る側どっちもが覚悟するべきものがあるって思える。立野真琴さんは「D-WALK」も好き。プロ意識ってことを教えてくれる。
でもBL作家さんとして見るなら「HERO・HEEL-英雄と悪漢」「ミューズの学園で逢おう」だね。



● 那須雪絵「ここはグリーンウッド」「天使とダイヤモンド」「何かいいことしない子猫ちゃん」

少コミからマンガにハマった私だが、オタ仲間に「あんた絶対好き」と言われたのが「花とゆめ」。でも好きなのは結局、これ。忍×光流です。


● 山口美由紀作品「V-Kカンパニー」「音匣ガーデン」「女の子季節」
これ、なんで文庫化しないんだろ。山口美由紀作品も好きなんですが、このあたり超お勧め。V-Kはわちゃわ茶館が良かった。
普通のことがドラマになるって改めて知ったのは「女の子季節」。その影響で自分でも書いた。



● 川原泉作品
もう、悔しい。ほとんど、好き。言葉の選び方、決してうまくない絵、あほみたいな展開。そして最後に残る抒情。
甲子園の空に笑えとか笑う大天使とか…苦手なのはブレーメンⅡくらい。



● やまざき貴子っポイ!」「アカデメイアシリーズ」「ムシシリーズ」
ジャニーズでドラマ化したのは見てません。てか1回目は見たけど。相葉ちゃんが合わないと思ってしまって。万里は翔君のがイメージでした。
まあ、それはさておき。「っぽい!」はテンポもいい作品だけれど、時々どうしようもなく現実的なところが魅力。ちなみに全巻諸藩で持っているのは自慢。



●EXIT
藤田貴美の流転の作品。やっぱり完結するまで死ねない。
ぼろぼろの車でツアーを回っていた奴等がいつの間にかスターダムに駆け上がって顔つきが変わってくる。
そんな彼等の成長と挫折を丁寧に書いてる。



● その他白泉社
森生まさみ作品はべたべたな甘さと可愛さが楽しい。成田美名子「ALEXANDRITE」アメリカの大学生事情が興味深かった。



らんま1/2
うる星やつらは子供のころから知っていて、アニメ雑誌見てた流れで見た。男乱馬は男の子として大好き。



● 天空戦記シュラト

もとが仏教系の学校にいたので、仏教とかが好きで。当時全盛だった☆矢やトルーパーにはハマんなかったけど、これにはハマった。もう、ここからは言い訳できない世界。本当に制作側も遊んでるCDも多かったし。
まだ二枚目をやってる山寺さんとか熱血な関さんが聴ける。
確実にBL系の同人を選んで買うようになったのはこれ。ガイ×シュラ・シュラ×ガイどっちでも良かったな。すげぇ好きな同人作家さんがいて、好きなシリーズを3冊しか持ってなくて。就職した後、仕事で出かけた古本屋でシリーズ12冊をすべて見つけて…買ってた。



● CLAMP作品
シュラトの流れで「聖伝」に入った。WINGS系。初期の「東京BABIRON」「デュカリオン」「二十面相にお願い」が大好きでした。
ATARUで東根作寿英を見て悲しくなった。。。。独立した聖りいざさんの「combination」も好きだった。
レイアースあたりから読まなくなっちゃったな。


● CLAMP作品
松岡英明CLAMP作品をきっかけとして知ったミュージシャン。出たばっかりの頃のドリカムとか中西圭三とか遡れば爆風スランプとかプリプリとか…チェッカーズとか、好きだった。TMとかには不思議と行かなくて…、じみーに学生時代ハマった。
「君は完璧」とか「そこにいたのは僕」とか「We Love You」とか今でもネタにしたい曲が多い。


● アーシアン
最初の頃は好きじゃなかった。けど。うん、天使たちの人間模様が見えてくると好きになってた。
ラファエルが好きでした。


● 八犬伝
もともとは、オールスターキャストのアニメ化の話。そっからハマった。その漫画化という体裁でWINGSの連載が始まって…こんな面白い古典があったんだと。関連の本読み漁りました。
それでもやっぱり信乃と荘介が好きです。
 


● 天の華・地の風
三国志ファンかつ銀英伝ファンの友人が絶叫した作品。まぁ、そうだよね。ここでご無体をされてる孔明さんは私の好きな受け。イケ受けなのに甘ったれでびっち。…でも好きなのは周瑜



●  富士見交響楽団シリーズ・タクミくんシリーズ

えと。まぁ、その当時は表現がありませんでしたが、自分が腐女子ということはわかっていて。
その頃創刊されたのがルビー文庫、だったりしたわけです。その前からスニーカー文庫のピンクラインがあって、その中にちらほら好きな作品もあったんですよ。図子慧の「ガール」はすごく好き。大学教授と甥の高校生と甥の家庭教師女子の三角関係。
まあ、そんな流れで仲間内でルビー文庫はそこそこ話題になりました。で、キャラが立ってたこの二つが好きだった。長すぎて途中挫折しましたけども。BLとして以前に人間ドラマとして成り立つ話が好きですよ。
そう言えば、このころ初BLを人に見せました。



さて。二次元がそろそろ、3次元に行きますよ。