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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

キスマイ 9/17 ドーム初参戦

えーと。行ってまいりました。
キスマイのドームツアー。どうした自分、な話なわけです。

以前の記事でも書きましたけれど、一応、これまでの人生どんなものにハマっても、ファンクラブには入らないというポリシーで来たわけです。なぜか、って? 自分の好きは自分のもの、だから。
彼等がプロである以上、プロとしてお金を取っている範囲で甘やかさず行きたい。その上でなら自分の納得するまでとことんお金を落とす。そうすることで心置きなく愛でて、心置きなく批判もできる、そう思ってた。

んが、Jさんとなるとそうもいかないわけで。
これだけの大きな組織として運営している仕組みにも興味あるなぁと思ってたら…アルバムが出てツアーが発表されて…はい。入ってました。あのね、お金の出し方はどこに対してでも一緒なんじゃないかって思って。
というか、これまで好きだった人たちのファンクラブって、ファンの延長線上の人が手弁当でやってるのばっかだから、どうも馴染めなかったというか。
もう、ここまででかいと、リスペクトするしかない。でも、事務処理的にはマジで改善したくなる職業病はある。ただ、絶妙に面倒にしているところが、この一山を超える人達への情報提供という一種のフィルターなんじゃないかと感じもした。

んで、ライブに応募したら、さすがですね、1年目。しっかり当たりました。


ということで、ライブ、初参戦です。東京ドーム、初日です。

私が行ったことのあるJさんのライブって、スマ兄さんのGIFT札幌だけでして。
で、じゃあ今回のはどうだったかと言われると、結論から言っちゃうと、良かった。けどまだまだってのが第一印象です。
その違いの正体は何だろうな、と思ったら、まぁ彼ら自身が未熟というのもあるんだろうけど、やっぱなぁJr
かダンサーかっていうそのクオリティ? Jrを批判するわけじゃない。ただ、彼等が出るステージってのを始めて見て、そのステージのために集められた統一感というか、世界感とのフィットぶりってのが段違いってのがわかった。とはいえ、その分、Jr達の頑張りに目を細めたのは確かだし、キスマイがこの位置に燻っていた事実は感涙するしかなかった。

あと。何が違うかって言えば、メインである彼等の眼の配り方がやっぱりまだまだ下手だなぁと、かわいく思えた。
スマ兄さんはやっぱそれはそれはさすがで、どんなスタンドの隅でも全員が目が合った、と思えるような目の配り方ができる。キスマイちゃんはまだ、そこには至ってない。それがよくわかった。

ま、キスマイがあそこへ辿りつくには道のり遠いってのがよぉおおおおくわかった。まぁ、でも愛しいって思えたのも事実なので、備忘録など書いておく。

勢いに任せてるので、全然まとまりないですが、ご容赦を。



==== 当然のことながら、目当ては横尾さん。一度、生ってのを見てみたかった個体。
で。どうだったかと言えば、オーロラビジョンがある中で、こんなに生の姿を追っかけつづけたのって初めてかもしれない。そのくらいには完全に目で追ってた。

実際のところ、衣装とかが工夫してくれていて、遠くからでも追っかけやすかったんだけど、それ以上に、立ち姿が…っていうか、全身像が良すぎた。手足なげぇ、うっす!とも思った。けどねぇ、目で追っちゃうんだよね、そう言う魔力はとりあえずありました。

なんだ、あの生きもの、そんな感じ。まぁ、セトリとかに合わせて書いてみる。
 


まず。前提。今日は北山君の誕生日、という日。その分全体として、MCや大喜利が薄目。対DVDの過去魂比。
サプライズのための告知なんかも客席にはあったりして、北山君以外はみょうにふわっふわしてた。
気になったのは彼のテンション。…たけぇ。
本日の横尾さん、自分の呼び方がまずおかしい。
挨拶→わたるちゃん
ラキセ→よこちゃん
MC→わっくん
フェアリー→わったー

誰だ、それ。

今日北山君の誕生日だったってのもあるんだろうけど、個体フィーチャーされるとわけわかんないテンションの高さな割に、そうじゃない時の冷静さ、一歩引いた感じが不思議で目が離せなくなった。

「Kis-My-Venus」とか、立ち位置が常に特にそんな感じ。そこ、隙間おかしい!ってくらいに引いてんだよなぁ、あれ、いつも?

まぁともかく、まずオープニングのフライング。何よりこれ、見られてよかった。
そもそもの話、会社の都合で参加した研修のせいでもう少しで遅刻しそうだったんだよね。
でも、ちゃんと最初から見られた。雨天、ありがとう!!

彼等が出てきて…渉さんを見つけて。一番最初に想ったのは手足長っ!ってことでした。黒髪ってのもわかりやすくて、ほんと探さないで済んだのは感謝でしかない。

で、そのあとの「運命Girl」とかローラー系の曲を見てて気づいた。。ローラーは本人が言うとおり、自信があるんだろう…というか。たぶん、ローラー好きなんだろうな。彼がローラーと出会ったのがどんな形か知らないけど、ローラーでダンスしてたり滑ってたりする時の勢いが半端ない。 回転とか微妙に多いし。どこかの時点で、彼を自由にしたり、翼を与えてくれたのがたぶんローラーだったんだろうなぁと思えて涙が出た。
ただねぇ…その分、ダンスは…下手っていうか…合ってねぇ。机があったら、どんどん叩きたかったくらいです。
ほんと、ポンコツ。まぁ、キム兄さんたちも「合わない」って点で下手っぴとされますので、そういう部類です。
ただ、肩の角度はすげぇ好き。下から掬い上げる動きをしてる時は腕が長いので肩から二の腕・背中のラインが本当に綺麗です

そういう意味で、すげぇって思えたのは太ちゃんでした。彼は…アイドルとして輝くことを自分に課すタイプだなぁと見ながら考えていました。
センターステージから3塁側に来て、メインステージに向かう外周の曲がり角が一番近い席だったせいか、
ほんと、前での静止率高くてですね。止まってくんなかったの、渉さんだけですからね。ま、ちょっとは止まりましたけど。
まぁ、そういう近さや遠目でも見せ方を観察していて、あ、自分がどう見えているか、それを計算したステージングをしてきてる、それを特に感じたのは太ちゃん。真面目、なんでしょうね。動きもほんと綺麗。自然と見ちゃう、じゃなくて、自然な感じになるように見せてくる、そんな感じ。
北山君もそういうタイプではあるんだけど…変なとこで、可愛くしたがっちゃうサービス精神がねぇ、ダンス的には惹かれずに済みました。

わたたい、と呼ばれて久しいでしょうが、藤ヶ谷君と横尾くんが親友である、というのはなんとなく理解できました。そういう意味では違うんだよね、仕事での自分の見せ方が。プライベートで似ているところがあったり、気が合ったりするとそれはたぶん、お互いへの興味や憧れにも通じるんじゃないかと思うくらい、違う。絶対にシンメにはならない。
ただ、「君に会えるから」かなんかでの肩の角度がまったく一緒で、背格好も似てて、練習は一緒にしたことがあるんだろうなぁという癖が変にあったのが、おっと思えたところ。ふたりスキップで並んでセンターステージに走ってくる様は、ええ、可愛かったですよ。

だってさぁMCとか。よこーさん、ふられるまで全然話さない。A.B,C-Z達が来てても、1人冷静にたたずんでいる。何、あの子。
それでもその立ち姿がねぇ、まぁ完成されていること。わちゃわちゃニカちゃんが失言してみたりしてる間とか、千ちゃんがいい感じで、色を変えないブルーファン、のくだりでイジられてるあいだとか。1人は慣れて、すっと立ってる。その絶妙な距離感に、北山さんがちょいちょい絡みに来たりもしてるんだけどね。
その位置が気になって見てたら、横尾さん、フォーメーションじゃない立ち位置、いつも微妙に1/3歩ほど後ろに引いてた。あぁ、前に出るタイプじゃないんだなぁとしみじみしますね。


横尾さんは、たぶん、画面に入らないところが一番魅力のある人のような気がする。彼の舞台、とか見たいけど…。
ローラー以外でお、っと思ったところを以下列挙。
●MC前、ドリンクあたり。
①何にも言わず真ん中に籠を持ってきて、自分の分だけ持ってすーっと端っこへ。今日、藤ヶ谷先生以外みんなテンション抑え目(サプライズ用らしい)なので、それを弄られることもなく、でも当たり前でいる。
②ドリンクのふた開けて、くん、てものすごい顔で頭を鼻君て動かしながら匂いかいでた。ニカちゃんのドッキリを怯えてた結果なんだろうが…。たぶん、自分にあたってても言わないんじゃないかってくらい。

●北山君へのサプライズ時、ケーキの箱を太ちゃんと持ってきた後。
①でっかい箱のふた取った後のこと。センターステージ下に居るスタッフさんに渡してるんだけど、それが無事降りて行ってお客さんが見えるようになるところまで振り返って確かめてた。皆が、「ケーキ!」って騒いでる時だよ? 自分がいることではなく、スタッフさんがつぶされなかったかと北山君のくだりがちゃんと見えるか、の方が彼の中では比重が大きかったんじゃないだろうか。
②藤ヶ谷君から北山君へのプレゼントを北山君が開けてる時、すっと側によってマイクを持ってやっただけでなく、話やすい角度で向けてやる。その動きがなぁ…ホテル記者会見のホテルマンのようでね、感涙。

●LUCKY SEVEN
外周で「7」ポーズやった後、確実に半拍遅れて踊ってました。曲のスピードが速まってるんだけど、隣[目の前)で踊ってる北山君は苦笑いしてみせて冗談であることを教えてくれるのに、渉さん、マジでずれたまま踊ってる。何このポンコツな感じ。

●曲どれだろ
玉ちゃんと外周曲がり角ですれ違う時、手刀で「ども」と合図じてすれ違う。けど、太ちゃんとはいい感じで無視し合ってすれ違う。この出し惜しみな感じが、また良い。

大喜利
カッコよく手を繋ぐ。ええ、ピンポン貰ってました。無理してない普通の感じが良かったっす。

●KISS&PEACE
①宮っちと二人乗りのゴンドラ。動かねぇ…。足曲げて、揺れないようにしてる。
②挨拶の時、北山君が話し始めた時から、ずっと帽子を取っている。アンコールもだけど、お辞儀が長く深くて綺麗。

●アンコール
①銀テが降ってた外周歩いてて、坂になったところで脚を取られてこけた。「ん?あぶなくね?」って顔した後、全体見て、この後そこにとおる人間がいないことに気づいてそのまま歩いて行った。自分はこけても他の人は良いらしい。
②タオル。みんなが勢いつけてぶん投げる中、狙った人に行くように、腰をかがめて 投げ渡すという着実さ。

●Wアンコール
フロートの上で、北山君をちょいってつついて何事か話した後、笑い合って場所を譲ってた。そのあとは自然に譲り続けてた。

あのね。たぶん、アイドルとしてはいらんスキルなのよ。でも、人として、信用できる動きが多いんだよ。それが、好きだなぁって思えた。

まぁ、ファンとして萌え狂うという点で言えば、 何と言ってもHairからのあのずるずるロングコートでしょう。噂には聞いていたが、なんだあの似合いっぷり。ロングコートに合う男ってなんだよ、と。また、KISS&PEACE前に上着だけ脱いだ時、長いずるずるベストになってるわけですよ。白いシャツで。それが、もう!全身で観られてマジで眼福。

一番見たかった舞祭組スーツは。ええ、良かったですよ。特に、「やっちゃった」の時。紙がパーマかかってるせいか、汗でうねうねで、それが顔に落ちてて色っぽいんですが、他のメンバーより着崩してるのを初めて見たわ、舞祭組スーツ。 ほんとのギタリストのごとく、ネクタイも思いっきりゆるんでて、シャツも3つくらいボタン開いて裾出してて。ありがとう、舞祭組スーツ。もう、そんな感じです。

アンコールのジーンズも良いですよ。細い男の子しか似合わない絶妙なだぶつきが何とも言えなかった。

まぁ生で観られてよかったって点では、宮っちとニカちゃん、でしょう。
宮田君はねぇ、本人もパンフで言ってましたが、生のがいいです。ほんとはカッコいい。てか、かっこよくなってきてるのが良くわかる。あぁアイドルなんだなぁというか。王子キャラです。
ニカちゃんは、なんだろ。可愛すぎた。ほんと、弟キャラ全開。それが男っぽくなってるから余計可愛い。水鉄砲もって、「あ」って何かに気づいた後の、ニヤリ笑いは忘れらんないわ。千ちゃんのダンスもいいけど、ダンスとして好きなのは ニカだと気づいたよ。ええ。

わたるさん、すげぇ。かっこいいわ。ってのとニカ可愛い、しか言ってなかった気がする。

 玉ちゃんは…かわいいですねぇ。カッコいいからこその可愛い。そんな感じ。BE LOVEは爆笑させてもらいました。あそこまでいっちゃってくれると楽しいわ。


キスマイのコンサートはいろんな意味で批判とかもあるようだけど。 
自分の眼で確かめて思ったのは、彼等という人間がどんな人なのか見ることができる素直なステージだなってことでした。無理はしてない。
そのぶん、足りないところとかもあるけれど、私はそこが愛おしいと思えた。まだ、伸びしろがあるんじゃないか。ないならないでそこでもがくのかとハラハラもできる。
アイドルという偶像の存在の向こうに人間がいることを教えてくれる、どこかに存在する境界線が見え隠れして、心地いい感じ。
それって、たぶん、舞台で言うとダブルキャストの芝居を見たような感じ。そこにいる人は確かにその役なんだけど、その向こうに演じている人本人が透けて見えて、こうでなければならない押しつけが無用なものであることを気づかされる、そんな感じ。わかりにくいけど。


縁あって、 あと2回見るんで。どうなるかはわかんないけど、とりあえず、行ってよかった。そう思えた時間でした。セットリストも結構好きな曲が多いし。そういう意味では見せたい自分達ではなく、見たがってもらえている自分達を見せようとした結果なんじゃないかって思えるんだよな。さ…牡蠣でも食って体力…つけよう。

 
 
 
 
 
 

以下地下活動用の感想。同好の方だけお願いします。
 



とりあえず。横尾渉は、えろい。そう思った。公開してる部分で書いた良いところがありつつ、ですよ。

原則藤横萌えな私ですが、今回は良い藤北デーだったので、それは控えめ。そうなると、本当に存在感を消してくる横尾渉。それがまた良い。
太ちゃんとらぶらぶしすぎてない感じが、ええ…ふっと動きが一緒になったりした時や、バックネット側に行こうとして、太輔が来てるの気づいて、場所開けようとメインステージ側に歩き出すのを見て、いっそうそそられました。

薄々気づいてはいたけど、骨格がなぁ、綺麗なんだよ。

なんだよ、あれ。

お尻を見てきて、そう言われたけど。一番好きなのは、フロート乗ってた時のだぶだぶジーンズの尻です。わたたいイラストの入ったTシャツで隠れてたのが、手すりに寄りかかってるから、くいって見えてて。
また、藤北千ちゃんの動きの邪魔にならない半端な場所から動かないから、尻しか見えん。すげぇ。自分殺してえろいとこだけ見せてる。そんな風にワクワクしてみてた。 

わんだーふぉーでは太ちゃんが可愛い全開の手の動きをしてるのに、元気系でしたね。着ぐるみ来てみたバイトのお兄さん、みたい。なんか苦労がにじんでた…。それが、また! 動きの違いって、印象の違いにもなるんだね。

舞祭組の着崩れスーツは、お前、絶対受けだ、そういうえろさです。

そして自分のペンライトの塊はスルーしていく、思い出したように笑う変な自由さもまたそそるわ。 

くっそ、悔しいくらいに予想通りのハマり方をしてまいりましたよ?

あと2回。どんなネタを提供してくれるのか、楽しみでしょうがないよ。

ほんと、ありがとうございます、しか言えません…。