mirror_box

スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

レポ残り~沼の振り返り

さて。
書くといって書けていなかったこと。今年どっぷりハマった横尾沼の残りを書いておきたいと思います。

 



まずは今更ですけど9/20オーラス残りレポ&舞祭組アルバムのこと。
お陰様で。あの後、TVでも中居さん登場のドッキリのお話が出ていて、ものすごくああ、こういう表情をしていたんだと思ったりもしたんですが、実際にその場にいて、ふと思ったことを残しておきたいと思います。

TVでは紹介されませんでしたが、スルメさんに扮した中居さんが登場して…本来なら場をさらっちゃうとこ。ただ、あそこで、中居正広という人は天性の照れ屋なのか、計算ずくなのか、決して多くを語らない。あくまで「スルメさん」として出てきてスルメさんとして去っていく。
それは、彼なりのハッパのかけ方であり花の持たせ方なんじゃないかと思った。
その後の、舞祭組の登場にはしっかり一緒に出てきたけれど、奥の方でやけにキレっキレのダンスを一緒に踊ってさって言っただけ。スマスマで一緒にやったりしたこともあったけどあれとも違う。この人、すげぇなぁとしみじみ思った。
幸か不幸か、まだ、あのアルバムの全貌は明らかになっていないけど…。いろんな意見はあるけれど、私はとにかく楽しみにしている。どうなっていくかわからない、という事実が不安をあおるのかもしれないけれど、とりあえず楽しみだ。

とはいえ、3日「現場」に参戦して見事に沼にはまり込んだ私に、もたらされたのは「名古屋公演決定」の知らせ。


これは、個人的なポリシーだったのだけれど、これまで20年にわたって石井さんという人を追っかけてきている歴は長いがいくつかやっていないことがあった。

1)ファンクラブに入らない
自分の「好き」にこだわるため
2)遠征はしない
自分の行ける範囲で最大限の努力をする

ただ。さすがにJ系ともなるとファンクラブに入らないとチケットは取れない。絶対に取れない。なので、1は簡単に陥落した。
そして、2。タイミングも悪かった。ちょうど私の行動範囲は格段に上がっていて、札幌博多何するものぞになっていて…なんでか知らないけど迷いなくホテルと新幹線を押さえていた。

結論から言うと、突然決まった名古屋2公演。両方、行きました。某所で知り合った横尾担な方々とお会いすることもできて…しかも! 時間が余ったんで行ったところ…横尾さんがワンだランドで行った東山動植物園
いやぁいい時間でしたよ? 
なんだろう、これは名古屋から帰ってからでもそうなんですが、こんなに、好きなものについて語るという行為をしたのは20年ぶりな気がする。
石井さんにはまったばかりの頃、友人や後輩に語り倒していた頃の気持ちとよく似ていて、わくわくした。

ナゴヤドームは東京ドームと違って少しだけ小ぶりなのがまたいい会場でもあるなと感じた、フライングが見やすい。 
名古屋ではバックスタンド1塁側・3塁側という理想的な席でした。これで、一通り全体を見た計算になる。バックステージは見られていなかったので非常に幸せだった。
帝王渉バンザイ! ワンだフォーもフライング後をあまり見られていなかったので、じっくり堪能しましたよ。渉さんがテンションあがっちゃって、Jrの子に絡みまくってたら「なにしてんだ」とジト目で立ち尽くす藤ヶ谷さん…ごちです。

名古屋に行ってよかったぁと思ったのは新曲2曲を聞けたこと。発売前にライブで「最後もやっぱり君」を聴けたのはとてもとてもプライスレスな嬉しい出来事だった。
あとは。大喜利で横尾さんが羽をつけてあげるのくだりはもう定番。これ、計算してやってやがるなとおもった。渉さんが、というより北山さんがというか。何より藤二という新たな扉が開きましたね。お兄ちゃんと弟的なほこほこした絡みが良かった。

ただ、そうは言っても特筆すべきことは2つ。

まず名古屋1日目、事件があった。特効の火が強すぎて玉森君の顔に傷がついたのだ。
あまりに煙が強すぎて、最初何が起こったかわからなかった。ただ、煙の間を縫うように見つめていた渉さんが突然、踊るのをやめてステージ下に降りて行った。ただ、その時だけに限って言えば「横尾どうした、本人に行かせろ、お前は放棄するな」と言えてしまう、あまりに潔い速さの行動だった。
それは、事態を伝えて応急処置をさせるためであったのだけれど、ああ、横尾渉だな、と思える出来事ではあった。
その間、玉森君本人も周りも踊りをやめてはいなかったと思う。近いからと言ってしまえばそれまでだけれど、瞬時に事態を察知して、「今」をとるのか「これから」を取るのか、それを考えての行動が取れる。横尾渉という人のプライオリティを見たような気がした。

その後しばらく、ありえないほどくっきりとついた玉森君の火傷のあと。いろいろ思うところはあったけれど、TVを見ている限り、あえてイジったのもやっぱり中居君だった。事情を知らない人が、なんであの子は顔に傷が?と思うであろうことを察知して、「あえて触れない」のではなく「あえてイジる」ことで、玉森君本人の口から何があったか、今はどういう状態か語らせることに成功していた。これは、とんでもなく高度なことだ。心配するのではない、あの基調が、見ている人を安堵させることができたのだから。そう、感じた。

話を名古屋に戻す。
で、もう一つの特筆事項。
2日目のこと。1日目はやっぱり上からの表情の横尾さん、2日目は下からの表情に変化していた。あ、今日ノリノリだ。そう思ったら…うん、やっぱり入っていましたよ、カメラが。
それもそのはずで、アンコールがハロウィンバージョンだった。1人1人、趣向の違う仮装で。いろいろ萌え転がりはしたけれど、千賀君のゴリラの被り物には脱帽。だってさ、外周半分顔隠れてるんだよ?やるな、千ちゃん。


すでにDVD収録は済んでいるツアーで、おまけ的な公演だったからどんなに良くても、もうこの場で咀嚼して抱きしめていくしかないのかなと思っていましたら。帰ってきてしばらくして、DVD発表があった。

それは。見たかったもの、妄想していたこと、それを全部越えてきた。「そろそろ攻めていいですか」その言葉通りの特典が発表された。うん、迷いなく押してたよね、ぽちっと予約ボタンをさ。
まぁ、これは、本物が来たら語り倒したいと思います。



名古屋に行く、と迷いなく言えちゃったのにはもう一つ理由もあって…私に沼への入口を開いたUTAGE!が終わった。いろいろと物議のあった番組だったから、まぁしかたないと思うし、新たに始まったMommも別に嫌いじゃないし瞬のアーティストが呼びやすいという点で評価はしてるけど…この年末に来て1年でHDDの8割に溢れかえったキスマイがらみの映像の山を何とかしたいとHDD整理・BDバックアップ、STB移行をやってみて…いろいろ見直した。
そして、気づいた。「この番組がなかったら、私は横尾渉という人を好きじゃなかったな」と。
今にして思うと、絶対に普通では見られない人間臭い出演者のガチな表情を見られるという点で貴重だったなぁ。
ぜひ、特番とかでは見たいです。


雑誌も整理し始めて、情報をTwitterで拾ったり、同じファンの人と繋がることも知って…自分なりの抱え方というものは見えてきたような気がしています。久しぶりに、萌えを起点にして「書く」という行為も再開できましたしね。
プライベートで部署が変わって、時間が自由になって来たのも大きいかなぁ。


実際来年はどうなることやら。最初にやって来るのはライブDVDなわけで。 今回はかなりの回数ライブを見ることができましたけど…来年、ライブがあったらこうはいかないよな。

ここ10年来、ガチのジャニオタ・嵐胆と言える方の美容院に通っているんですが、いろんな話を聞いていて…本当にラッキーだったと思えることばかりで。
昨日も、銀テープのアクセサリーを持ってたので「これ、銀テープ?」と訊いてみたらいかに銀テを大事にしているかを教えてくれた。はい、名古屋で藤ヶ谷テープをなんとなく入手して、扱いに困っていたのは私です。
まだまだ道のりはながいな、と。
実際、身の回りの人には親友とオタ公言のネイリストさんとオタ気質の後輩にしか言ってない。

ただ。先日EXILEさんのライブに行くチャンスがありまして、行ってみて思った。心が動かないと。
ハマるって、心の形にハマるってことなんだなぁと実感したよ。

 
ここまでハマるとは思ってなかったけれど、楽しいから…いいとしようか。

来年も、彼等も、彼等を応援する人も私自身も幸せでいられますように。

良いお年を!