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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

いいなあ、末っ子。

えと。少し落ち着いていたわけじゃなく。完全に崩壊して地下に潜っていました。
横尾師匠、おそろしい方です。そんなことをちょっと今更ながら振り返る。

前回アップしてすぐ、7月30日横尾さん2回目のプレバトがありまして。パスタやらなんやらあるんだけども、何より横尾くんの作った俳句がとんでもなく好みだった。夏休みのヒマワリを見て帰りの電車を想うという…場面の設定として超好み。あの感覚は、文章を書くという行為の中で非常に好きだったりする。あの視点と言葉の選び方に、きっと大人の話を聞いて育った子供だったんだろうなと思った。

ちょっと話はずれるが、プレバトはやっぱり浜ちゃんのイジリがいい。8月13日のニカ千の時もそう。組み立ても放送作家に頼らない感じが彼の見せ方のうまさを感じる。ふと気づくと、最近、ダウンタウンがやっぱり好きだなと思えるようになってきた。松ちゃんのクレイジージャーニーとかワイドナショーも好き。漫才から離れ始めた頃からつい最近までのとがった感じが減って来ていて、一歩引いた大人ならではの荒っぽさに愛があっていい。

まぁそれはともかく。そんな浜田さんから愛されるよこーさんも、やっぱりメンバーへの甘えは特別らしい。最下位取った宮っちへの罵倒はそれまで「いい子」だったすべてをかなぐり捨てていて、たぶん初めて見る人には新しい顔。
いずれにしても。こいつ、やっぱ末っ子だと思ったわけです。とんでもなく内弁慶。

キスブサは多くは語りません。スタジオで照れてる口元を隠した時の指がとんでもなく綺麗だな、おい。とかバッティングセンターでフェンス張り付いてるとことかなんだ、この可愛さ29歳というツッコミしかない。

で、やっぱりUTAGEなわけです。心の痛かったこれまでと比べて、なんか原点回帰な感じ。
舞祭組というグループの1年の成長は感じて、実は嬉しかったりします。
歌が上手くなったわけじゃない。ただ、前よりましになったのは確か。それも一つの成長。そして、懸命さはやっぱ残ってて、更にミラクルを繰りだし…中居君の「どうしたんだよ#」久々に聞いた。
何よりなぁ…なんだ、あの甘えんぼ。3日の回で怒られてる時、手を組んで上目づかいに何だよぁってなってるのも恐ろしかったんですが、11日の回はもう大変。歌が崩壊した瞬間、止めに入った中居君を振り切って歌い続けた上に、わかんなくなって逆ギレして千ちゃんに拍子とってもらって、でもおかしくて周りを笑いの渦に叩き込み…そして自分は楽しくなっちゃったのか、ちょこちょこ即興で踊ってる。



たぶん。横尾渉という人は偽ったりカッコつけるのが苦手なんだろう、そう思う。ただその分まっすぐで正直だ。それがプライドの高さだったり、へっぽこだったりになっている。周りにいる人に楽しいことを体いっぱいで伝えるけど、それは自分のできる範囲でしかできない。それはいい意味での甘え上手。やっぱりここでも末っ子だなぁと思った。

全然関係ないようだが、私自身は一人っ子だ。母方の祖父母が生まれる直前に亡くなったこともあって父の実家に行くことが多く、従兄弟の中でも少し歳の離れたちっちゃい子だったので周りがかわいがってくれた。父の兄弟構成は結構面白い。農家の長男の伯父、唯一の女の子の伯母、次男の父、末っ子の叔父。この子しかいない、という特別感を持つ兄弟の中でうちの父は結構兄弟の中で冷静なキャラだった。その父に引っ付いていることが多かったこともあって、こまっしゃくれたガキであると同時に比較的大人を観察することも覚えた。
そう言う視点で見ると兄弟構成は性格に影響するということを教わった。
で。最近父が亡くなって「俺頑張るから」と言ってくれた叔父と絡むことで、意外に詰めが甘かったり、自由だったりしてツッコみどころが満載なことを知ったりもした。世間で1人っ子がわがままっていう人もいるけれど、大人の声がダイレクトに聞こえる分、変に冷静だったりすることもある。家族構成によるものは大きいが、兄弟に可愛がられた末っ子はほんとに凶悪。もう、手を貸さずにはいられなくなるのだから。

今更、なんでこんなにハマったかなぁと考えたんだが、その頃、よこーさんを改めて見たんだよね。身内で頼ろうとするとイラッともくる。が、「いいなぁ末っ子」と思えるあの行動パターンは、尊敬や愛おしさすら覚える。自由すぎる羨ましさを持っている。
まぁ回りくどくはなったけれど、そんないいところが見られたUTAGE!。 その後キスラジやらキスログで末っ子感満載だし。

しばらくは沼から外れはしないだろうな。さ。キスブサとUTAGE!見てこよう。