懐かしさに触れること
昔、両親が「懐かしの~」ってのを集めた名曲番組を見たがるのが理解できなかった。「ベストテンとトップテンのが面白いのに…」って。
それでも、やっぱりそこに出てくる歌は耳に残るものが多くて、いつしか名曲って呼ばれるものを覚えていて。その曲を知っているってことが、仕事をするようになって一定年齢以上の人と話す上での財産にはなった。
今日のUTAGEのSPを見ていて、昭和の名曲って呼ばれるもののほとんどを自分が歌えることに気づく。
今も、素敵な曲や良い曲、好きな曲はたくさんあるけれど、染み付いたものってあるんだなって。
まぁUTAGE!を見てのお話。
舞祭組ちゃんは事故担当って扱いすぎておいおいって思わないでもなかったけども、そういうこと差し引いてあれだけの歌い手さんを集めて、あのラインナップを作るって相当の労力だなって思う。
それを終始楽しそうに見ている中居くんを見ていると、歳を重ねていく過程も悪くないなって感じた。
いいことばかりじゃないし、ん?って気づいてしまうことも増えてきたけど、胸の核にあるものを揺さぶってくれる素敵なものは確かにあるんだ。
ふと思いついて「懐かしい」という言葉の意味を検索してみた。
「懐かしい気持ち」がもたらす、意外なメリット | ライフハッカー[日本版] http://www.lifehacker.jp/2015/02/150217how_to_use_nostalgia.html @lifehackerjapanさんから
すごく、なんかハマる記事にぶち当たった。
懐かしさを感じることは、今と過去をつなぐこと。
何かを受け止めて、考えることは自分の位置を見つけること。
ちょうど、キスマイのアルバムを聞いて、歌がうまくなったなぁと思っていただけにちょっと前のことなのにUTAGEが懐かしくなってて。
でも、今日のUTAGEは事故演出から始まって。なんだかなぁと思いつつ、最後の「上を向いて歩こう」を迎えた。
照れくさそうに歌いながらも、後輩達にくすぐったそうに囲まれている中居くんを見て。楽しそうな舞祭組ちゃん達もいて。
時間の長さとか物事の善し悪しとか関係なく、積み重ねてきたもの・触れてきたもののすべてが確かに人を形作るんだよな。
あと。今日の印象的な言葉。
母山口百恵さんの「秋桜」を歌った三浦祐太朗君の言葉
積み重ねてきたものが、そこにある。
だから、重ねて行きたいなって思えた。うん、頑張ろう。
色々と、別に思うことがたくさんあるんだけど、とりあえず瞬発で。