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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

緋色の研究キタ!

オークションで、やっちまいました。
緋色の研究をぼちっと。

ということで、週末は壊れているでしょう。

なので先日別んとこに書いた記事を再掲。

君はSHERLOCKを見たか?
まぁ、誰か見てるでしょう(笑)

角川文庫での新訳からこっち、改めて面白さを確認しているシャーロック・ホームズですが、私にとってはなんと言ってもジェレミー・ブレッドのホームズ。
このドラマにリスペクトしたスタッフが作った現代版「SHERLOCK」がとにかく面白い。

セカンドシーズンの放送に併せてファーストシーズンを再放送したので、週末4本一気見という愚行を犯しましたが、いちいち芸が細かいんだ。

まずはオープニングの窓越しのロンドンの街角でわくわくする。ブレッド版でホームズが見下ろしていた街角の同ボジっぽいところが妙に嬉しい。ホームズとワトソンのルームシェアに対しても、「ゲイなんでしょ」と突込みが入る。確かに、ビクトリア朝では絶対突っ込まなかったけれど、今なら突っ込むとこ。ホームズの顔の前で手を合わせるしぐさも健在。
キャストに関しては、かなり不思議。ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチはたぶん、個人的には好きな顔じゃない。と言うか、彼が初めて画面に出てきたとき、見るの辞めようかと思ったんだが、エキセントリックでわがままでかわいいホームズにどんどんはまってくる。ついつい目が離せない不思議君。ワトソン役のマーティン・フリーマンははっきり、言おう。好きだ。ちょっとごつくてちっゃいとこもなかなか。不器用で無骨で文句ばっかりたれているけど、ホームズを扱えるのはジョンしかいないと思わせてくれる。なにより二人の掛け合いが今風で見事。ホームズとワトソン、じゃなくてシャーロックとジョン、てあたりがいいんでしょう。

吹き替えで見ているんですが、字幕使いがまた良い。当然のことながら21世紀なのでワトソンの手記はジョンのブログに代わっている。連絡もメールや携帯。そのデジタルな画面を上手に字幕の表示の仕方で表現していて、新しい機器を100%昇華した結果、この時代の設定でホームズをやる意味が出ている。カメラワークや編集も凝っているんだよなぁ。

か、買うのか、DVD?ってな代物。

シーズン3が待ち遠しいこの時期、そんな、萌え真っ盛りに、村井くんのワトソン、じゃねえ?
さーて、どうなることやら[E:lovely]