蜘蛛の巣に引っ掛かりません
石井一孝出演って芝居に関してはとりあえず行くことにしているワタクシ。
何も考えず初日と楽日を押さえるのはもう15年来の習慣なので改める気はないですが、さすがに回数は控えようとうすぼんやり思い、4月のマイフェアレディは楽日のみにしたわけです。何度も見てる作品なので…とかいいつつ会社を中抜けする辺り始末は悪いんですが。
でその次の蜘蛛の巣。浅丘ルリ子さん主演のストレートプレイです。正直前回の芝居が演技は嫌いじゃないけど諸々ちょっとね…な私としてはいつもどおり先行発売で一枚押さえてあとは近くなったらとればいいやと考えてました。
そうこうするうち制作発表で浅丘さんが例の泥酔したアイドルさんの件をなぜか聞かれている記事の写真に石井さんが出たのを見て結構ご機嫌になりつつ、当日を迎えたわけです。
んで会場。テアトル銀座脇ではアオキがオープンで大騒ぎ。それをやり過ごしてフラリと入ったら思いの外盛況。プログラム販売が殺気だって…ん?
「本日東京千秋楽です~!」
えーと。何を買いたそうと?
軽く自己嫌悪。ここんとこ微妙に引きこもりだったのが災いでしょうか。
ま、結果ですが…それもありかな、って感じでした。スーツもコートもむちゃくちゃいいんですが、雰囲気を出そうとしてる訛りがね~ダメでした。いえ、「カッコ悪いからやだ~」じゃなくて…いやそうか。きちんとなじんで徹してれば三枚目としてカッコイイはずなんです。がそれがなじんでなくてむずむず。
全体的には満足。クリスティは良いなぁと思いつつも。推理ドラマは一回見れば良いよね、というのは何に向けてのいいわけか微妙に釈然としない午後でした。