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スマさん世代の腐った文字書きが好きなものは好きと無駄に叫ぶ

100歳の少年の感動

「100歳の少年と12通の手紙」 に行ってまいりました。SMAPのコンサートに行ったものの、一年の最後は観劇らしい観劇がしたくて、思い切ってチケットを取りました。

村井良大君と杜けあきさんという組み合わせ、東京グローブ座というロケーション。どちらも年末にふさわしいかと。でも、それ以上に内容がぴったりで思った以上に幸せでした。

余命少ないと知った10歳のオスカー。神を信じない彼が唯一話す「ローズさん」は1日を10年と考えて生きる、神様へ手紙を書くことを提案する。

クリスマスから大みそかまでの12日間は特別な日々だ。だが、オスカーの日々はさらなるきらめきに満ちている。恋・安らぎ・怒り・あきらめ・感謝…生きている中で味わうであろう感情を生きている。
村井君のオスカーは大人びたまなざしとかわいらしい戸惑いが印象的、杜さんのローズさんは暖かいかっこよさに満ちている。カーテンコールのお二人がほんとにうれしい。ちょっと遠慮がちで礼儀正しい村井君に対して(てか、いっつも礼儀正しいんだよなぁ)、ちょいちょいと頭をなでてえいっとハグする杜さん。村井君のくすぐったい顔が素敵だったら! 杜さんのラストでの真摯な佇まいが素敵だっただけに余計に幸せな気持ちが引き立つ。生きてるって素晴らしい。

今年の最後に選んだ舞台として最高でした[E:happy01] 来年もよい舞台に出会えますように。